娼年

実家にいる間は時間もあるので、読書を。
好きなんです、読書。

今日新しくカテゴリに『石田衣良』さんを追加。

親からの薦めもあり『娼年』を読みました。

娼年


性について書かれている部分が割と多かったと思います。
生々しく書かれてはいますが、話は淡々と進みます。

少なくとも、自分は嫌らしいとは思わずどんどん読めました。

すべて読みきるのにそれほど時間はかかりませんでした。





最初に読み始めてからずっと思ったことは、鋭い。
書き方が、鋭い。
スゴク好きになれそうです。

この『娼年』はさっきも書いたけど、そんなに長くありません。
個人的に読みやすいし、おもしろくて時間を忘れて読みきってしまいました。

石田衣良さんの作品を読んだのは初めてです。
既に次にどれを読もうか考えて始めているくらいにハマりそう。

友達に勧めて読んでもらったところ、やっぱり性の部分については結構抵抗があった様子。
自分も体を売りモノにするのは賛成ではありませんが、少なくてもこの『娼年』のリョウ(主人公)はお金のためにやっているわけではないので良いと思います。
「金のタメじゃなきゃ、誰とでもヤッて良いの?」と聞かれたら、そうでもなく。
「目標があれば、誰とでもヤッて良いの?」と聞かれたら、そうでもなく。

彼なりの目標は自分は認められたので、それでも良いのかなと。

とにかく読んで欲しいです。