桶川女子大生ストーカー殺人事件

借りて読んだ訳です。

この事件のニューは見たことありました。
自分の地元の近くでしたし。
桶川ってのがリアルでしたね。

色々な事件が毎日のように起きてニュースではその事件の表面的な部分だけを伝えてくれますよね、効率的に。
これって実は警察側からの情報操作を受けた内容かもしれないってことがこの本を読んでわかったことです。
わかりやすく言うと、ニュースも本当のこと言っているかどうかあやしい、ってことです。
あと一つわかったことは、警察も人間なんだな、と言うことです。はい。

内容を全て話しても自分の日本語じゃ伝わらないだろうですし。
詳しい内容はこちらから。

やっぱり自分がこれを読んで思ったのは『怒り』と『落胆』かな。
被害者はもちろんかわいそうだと思います。切実に。
加害者もひどいとは思います。
けど、そんなのよりももっとひどいのが上尾署の人たち。
必死な人間の叫びも心に届かないのですか。
なにか起きてからじゃないと動かないのですか。動けないのですか。
メンツがそれほど大事なんですか。

ニュースを見ても他人事にしか思えないような環境もまず悪いのではないか。とか思ってしまいました(重傷)。
関係ないと思った瞬間、その本質は見えてこないだろうし。
我が子とのように受け止めればまた違ったものの見方と言うのが出来るのではないでしょうか。
警察も含め、人間全体が。

考えさせられる一冊でした。
そんなことを思いながら、年末です。